SSH のポート転送機能を使って、VPS 上の PostgreSQL へセキュア且つ簡単に外部から接続する方法です。
VPS 上で動かしている PostgreSQL のデータを自宅の Windows 環境で見たり、操作したくなる場面があります。
PostgreSQL のポート(デフォルトは5432)を開ければ良いのですが、当然セキュリティに気を付けないと危険です。
外部サイトからの攻撃は避けられません。
このような場合に覚えておきたいのが、SSH のポート転送機能です。
Tomcat への接続でも行いましたが TCPトンネルを作ります。
サーバーへのアクセスを Tera Term で行っていれば、「設定」メニューの中に「SSH転送...」という項目があると思います。
ここに、ローカル側の使われていないポート番号とサーバー(=リモート)側のポートを設定します。
このようにすると、Windows マシンの「localhost:5433」で、サーバーの PostgreSQL へ接続できます。
> psql -U postgres -h localhost -p 5433 データベース名
既に、Windows でも PostgreSQL が稼働しているようなら、ポート番号(5432)を別の番号に変えて下さい。
サーバー側のファイアウォールに穴を空ける必要が無いので安全です。
| « 前頁 | 次頁 » |