Apache をインストールします。
Tomcat 単独でも動かせますがアクセスするポート番号がデフォルトで 8080 になるので、インターネットの URL に指定するのは好ましくありません。
http://www.sample.com:8080/app/
また、最近では SSL を使わないサイトはブラウザがアクセスを拒否しますので公開するのであれば SSL 化が必須です。
SSL 化には Apache で行うほうが簡単です。
Linux 環境では既にインストールされている場合が多いと思いますので確認します。
# yum list installed | grep httpd
無ければ、インストールします。
Apache を個別にインストールするか、パッケージで導入するかは任意です。
ここは、簡便にパッケージでインストールすることにします。
# yum install httpd
サービスを起動します。
# systemctl start httpd.service
サービスが起動して、ポートが待ち状態(LISTEN)になっていることを確認します。
# netstat -a | grep http
次に、ファイヤーウォールで塞がれているので、ポートを開放します。
# firewall-cmd --zone=public --add-service=http --permanent
ブラウザで、
hhtp://サーバーのIP/
で下記画面が出れば、OKです。
Windows では、Apache の代わりにIIS を使う場合も多いと思います。
Windows 版の Apache はバージョン 2.4 から正式なインストーラーが提供されていません。(最後は、2.2です)
公式には、
「The Apache HTTP Server Project itself does not provide binary releases of software,
only source code. Individual committers may provide binary packages as a convenience, but it is not a release deliverable.」
とあるように、別の有志が独自に提供しているのが実情のようです。
私は、外部に公開するのが目的ではないので、2.2 のまま使ってます。
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